パーソナルジムの選び方
パーソナルジムを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
① パーソナルジムは料金が高め。求める結果に結び付く料金プランを確認
パーソナルジムは2か月で16回通うとおよそ20万円かかり、相場が高い傾向があります。しかし、最安クラスのジムは2か月で6万円ほど、最高値クラスのジムだと33万円ほどと、料金の差が激しいのも特徴です。
今回の検証結果から、料金の違いはトレーニング時間と設備によるものといえます。安いジムはトレーニング時間が短く、シャワーなどの設備が少ない傾向に。そのため、運動方法が知りたい人や正しいフォームを身につけたい人、運動さえできれば最小限の設備で問題ないという人におすすめです。
一方で、高いジムはトレーニング時間が長く、設備やアメニティが備わっているところがほとんど。フリートレーニングができたりプロテインがついていたりする場合もあり、しっかりと結果を出したい人におすすめといえます。
② 半数のジムは専属制。トレーナーとの相性で結果が変わる！？
パーソナルジムで結果を出すには、トレーナーとの相性が重要です。相性がよくないと、ハードすぎるトレーニングを強いられたり、意図しないトレーニング方法で指導されたりして結果につながりにくくなることも。自分の体力と悩みに沿ってサポートしてくれるトレーナーを選ぶことが、結果への近道になります。
事前に相性を判断することは難しいものの、あらかじめトレーナーの経歴と資格をチェックすることは安心材料になるといえるでしょう。経歴では大会での結果や職歴とあわせて、これまでの担当者数も確認するのがおすすめです。
また、NSCAやNESTAといった協会の認定を受けている資格の有無も参考になります。これらの資格を持っていればある程度は知識と実力を持っていると考えられ、信頼感にもつながるといえるでしょう。
トレーナーと相性が悪くてもほとんどのジムでは変更できる！
万が一、トレーナーとの相性がよくなかった場合は、ほとんどのジムでトレーナーを変更することができます。トレーナーを変更したい場合は、受付スタッフやトレーナーに伝えるようにしましょう。
トレーナーの変更方法をはじめ、トレーナーの情報や指名については、公式サイトに掲載されています。載っていない場合は、カウンセリングで質問すると教えてもらえるので確認しておくのがおすすめです。
③ 目的・目指したい結果に合わせたメニューがあるかで選ぼう
パーソナルジムではオーダーメイドで自分に合ったトレーニングができる分、ジムによる違いはさまざまです。ここでは、トレーニング時間・食事管理・トレーニング内容についてご紹介します。
トレーニング時間は主に3種類。強度と都合の兼ね合いで選ぼう
パーソナルジムによって、1回あたりのトレーニング時間に違いがあり、30分・60分・90分のいずれかで設定されているジムがほとんどです。運動時間が長いほど運動強度が高くなるので、自分の体力とも相談してトレーニング時間を選びましょう。
もし迷った場合は、60分プランを選ぶのがおすすめです。準備運動やストレッチの時間を含んでも十分にトレーニングする時間があるので、しっかり脂肪燃焼して全身を満遍なく鍛えることができます。
一方で、30分プランは時間が短くトレーニング内容に制限がかかるデメリットがあるものの、隙間時間でサクッと通えるのは魅力的です。また、90分プランはまとまった時間が必要になりますが、時間をかけて有酸素運動から筋トレまで幅広く行えるので、本格的なダイエットやボディメイクに向いているといえます。
パーソナルジムで食事管理はマスト！対応の細かさに注目
基本的にどのパーソナルジムでも食事管理を行っています。そのため、食事管理の有無ではなく、どんなサポートが受けられるかに注目しましょう。
なかでも差が出るポイントは、確認方法と確認頻度です。例えば、丁寧に管理してくれるジムだと毎食LINEで食事内容の確認があり、改善点をもとに食事メニューを提案してくれます。
正直なところ、サポートの細かさはジム単位ではなくトレーナー単位で違いが出るので見極めるのが難しいところです。とはいえ、3食しっかり食べるのか、食事制限をするのかといった、食事管理に対する方針はジムごとに異なるため、自分に合った方針のジムを選びましょう。
ダイエットには有酸素運動メインでトレーニングできるジムがおすすめ
ダイエット目的でパーソナルジムに通う場合は、有酸素運動メインでメニューを組んでくれるジムがおすすめです。20分以上運動することで脂肪を燃焼することができます。
基本的にはどのジムでも有酸素運動をすることができますが、どんな有酸素運動ができるかは差が出るポイントです。なかでも、ランニングやサイクリングなどはマシンがないとできないため、体験でどんなトレーニングができるのか確認するようにしましょう。
ボディメイクならマシンや筋トレ中心のジムを選ぼう
ボディメイク目的の人は、マシントレーニングや筋トレを中心に行えるジムをチェックしましょう。有酸素運動と同じく、基本的にどのジムでもできるものの、できる内容には違いがあります。
とくに、マシントレーニングはジムにあるマシンの種類で大きく変わるので注目ポイントです。また、部位によって使うマシンが違うため、鍛えたい部位がある人は画像を参考にマシンの有無を確認してみてくださいね。
④ 地味なストレスを減らすには設備やサービス内容も大事
パーソナルジムごとに、設備やサービス内容に違いがあります。ここでは、とくに差が出やすい完全個室・シャワー・レンタルサービスについてご紹介します。
周りの目を気にせず集中したい人は完全個室対応ジムがおすすめ
周囲の目が気になる人には、完全個室のパーソナルジムがおすすめです。最近は完全個室のパーソナルジムが増えており、半数以上のジムは完全個室に対応しています。
完全個室ならトレーニングルームには自分とトレーナーしかいないため、周囲を気にする必要がなく、トレーニングに集中しやすいといえるでしょう。また、マシンの待ち時間がないため時間を効率よく使ってトレーニングすることができます。
運動後に汗を流すならシャワーありのジムを選ぼう
運動後に汗を流してスッキリするなら、シャワーがあるジムを選ぶのがおすすめです。有酸素運動や全身の筋トレをする場合は汗をかきやすいので、シャワーがあるに越したことはありません。特に、夜ジムに行く人はシャワーが利用できるとお風呂に使う水道代の節約にもなります。
また、あわせてアメニティの種類もチェックしておきましょう。ジムによってはシャンプーやボディソープだけでなく、化粧水や乳液も用意されていることがあります。有名メーカーのドライヤーやサロン専売のシャンプーを置いているジムもあるので、注目してみてくださいね。
手ぶらで通うなら無料レンタルサービスの豊富さに注目！
無料レンタルサービスが豊富だと、手ぶらで通えるのでおすすめです。料金が高いパーソナルジムですが、一般的なスポーツジムよりもレンタルサービスが手厚い点は魅力のひとつといえます。
無料レンタルできるものは、主にウェア・タオル・シューズの3種類です。なかには、飲み物が毎回サービスでついてくるジムもあります。すべてのジムで3種類とも無料レンタルできるわけではありませんが、荷物を減らしたい人は1種類でも多く無料レンタルできるジムを選びましょう。
⑤ 通いやすさで選ぼう！店舗の場所と営業時間は要チェック
ジムの立地と営業時間が生活スタイルに合っているジムを選びましょう。当たり前に聞こえるかもしれませんが、通いやすさもトレーナーと同じくらいダイエットを成功させるためには大切なので、決して疎かにはできません。
場所は家もしくは駅の近くで探すのがおすすめです。パーソナルジムは全国展開しているところと、一部のエリアでのみ展開しているところがあるため、利用したいエリアに対応しているかは公式サイトの店舗一覧画面でチェックしておくとよいでしょう。
また、営業時間が長く定休日が少ないジムがベターです。とくに朝と夜の営業時間はジムによって違いが出やすく、20時までのところや24時まで営業しているところなどさまざま。仕事帰りに通うなら、22時以降も営業しているジムだと通いやすいといえます。
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